株式会社ビットフォレスト(東京都千代田区 代表取締役 高尾都季一 以下、ビットフォレスト)が開発・サービス提供を行う継続的Webセキュリティテストサービス「VAddy(バディ)」は、全世界向けリリースに先駆けて英語版Webサイト(ティザーサイト)を本日公開いたしました。

http://vaddy.net/

VAddyはCIツールと連携し、開発の初期段階から継続的なセキュリティテストを実現するクラウド型サービスです。2014年10月に先行リリースした日本語版は毎月約50%増のペースでユーザーを獲得しており、既に複数の企業において実業務で活用して頂いています。

CI(Continuous Integration ※1)サーバーソフトウェア「Jenkins ※2」のインストール数は全世界で10万を超え、「Travis CI ※3」や「CircleCI ※4」などのCI as a Serviceは多くの先進的な企業で次々と採用されはじめるなど、海外の開発の現場ではCIという開発/テスト手法は盛り上がりを見せております。

しかしながら、CIサイクルの中での継続的なセキュリティテストを実現する有効な手段が少ないことや、開発エンジニアのセキュリティスキル不足などの理由から、セキュリティテストが満足に実施されていない場合が多くあります。

VAddyは「Jenkins」「Travis CI」「CicleCI」などのCIツールと連携することで、これまで困難だった「CIサイクルの中での継続的なセキュリティテスト」を「セキュリティの特別なスキルがなくても実行」することが可能になりました。

今後のスケジュールとしましては、2015年3月に全世界向け無料版サービスをリリースし、2015年8月頃には有料版サービスのリリースを予定しています。

VAddyの普及を通じて、全世界のWebアプリケーション開発現場に「継続的なセキュリティテストの文化」を根付かせることにより、脆弱なアプリケーションによる事故が無い、人々がより安心してインターネットを使える世の中を目指しています。

※1:CI(継続的インテグレーション)についての解説
IT用語辞典 e-Words「継続的インテグレーション 【 CI 】 Continuous Integration
※2:Jenkins http://jenkins-ci.org/
※3:Travis CI https://travis-ci.org/
※4:Circle CI https://circleci.com/

VAddyについて

Webアプリケーションに対する攻撃は年々増加しています。

変化の早いWebアプリケーションの世界では、毎日のように新しい機能やサービスがリリースされることも珍しくないため、リリース前の脆弱性診断に加えて、開発の初期段階からアプリケーションのセキュリティを確保する必要性が高まっています。

そうした現状を踏まえ、ソフトウェア開発において、広く使われるようになったCIのサイクルの中で、セキュリティテストを自動化することを目的にVAddyは開発されました。

CIのサイクルに組み込まれたVAddyは、通常のテストと同じフローでセキュリティテストを実行するため、開発リズムを妨げることはありません。

VAddyのスキャンエンジンはビットフォレストのWebアプリケーションファイアウォール「Scutum※」開発チームが開発/運用を担当しており、「Scutum」で長年培われた技術と経験が投入されております。

VAddyの名の由来は「Vulnerability Assessment is your Buddy(脆弱性診断はあなたの相棒)」の省略形で、「開発者の相棒となって、セキュリティ面を支えて行きたい」との思いを込めて命名しました。開発の初期段階からリリース後まで継続的にセキュリティテストを実施することで、安心してプロダクトをリリースできる世界を、VAddyは目指しています。

http://vaddy.net/

※株式会社ビットフォレストが開発を担当したクラウド型(SaaS型)WAFサービス
https://www.scutum.jp/

株式会社ビットフォレスト 会社概要

社名 :株式会社ビットフォレスト
本社所在地 :東京都千代田区神田錦町1-17-5 神田橋PR-EX 8F
設立 :2002年2月
代表者 :代表取締役 高尾 都季一
事業内容 :Webアプリケーションセキュリティ技術の提供、Webサイト/Webシステムの企画・開発・運用・コンサルティング
URL :https://www.bitforest.jp/

問い合わせ先

VAddy事業部
担当 :市川、西野
E-mail :info@vaddy.net
TEL :03-5577-2032
FAX :03-5577-2034

※本リリースpdfファイル